【今後、店舗に求められること Vol.02】5G通信の普及がもたらす変化とは

販促製品総合WEBカタログ 電子棚札製品担当です。

前回は、来年には5G通信が日本で開始され、ますますネットショッピングの普及だけでなくあらゆるサービスがデジタル化されることが予想されることに伴い、店舗のあり方には大きな変化が求めらることを解説いたしました。

今回は、通信技術の発展によって店舗へ求められるものがどう変化するか解説させていただきます。

第二回:5G通信の普及がもたらす変化とは

5Gなど通信の発達により高速、大容量、少ない遅延があたりまえの世の中になると、今まで以上にお客様は情報の正確さ、情報の量提供の速度などを求められます。

Eコマースの発展により店舗は商品を購入する場でもありつつも今まで以上比較をする場となり、店舗は正確かつ迅速かつ有益な情報を提供することが、企業や販売店というブランド自体にファンを増やす方法となってきます。

通信技術の発展と、店舗販促のあり方の変化

2020年、日本には新しい通信技術「5G」が導入されます。スマホなどの一般機器への導入はまだ先ですが、商業製品などは実運用が始まり、高速大容量通信と多接続が可能になります。

このような世の中になると、今まで以上にお客様は情報の正確さ、情報の量提供の速度などを求めるようになり、店舗は商品を購入する場でもありつつも今まで以上比較をする場となり、店舗は正確かつ迅速かつ有益な情報を提供することが、企業や販売店というブランド自体にファンを増やす方法となってきます。

通信技術発展による企業側の大きなメリット

しかし、通信技術の発展は企業・店舗側にとっても大きなメリットです。
これら通信技術の躍進により、販売の技術も手法も大きく変えることができます。大きく寄与してくる通信方法として「IoT」が挙げられます。

SNSやチャットなど、従来は人が人とつながるためにインターネットが使われることが主流だったものに対して、IoT(Internet of Things)とは、インターネットを介した、モノと人またはモノとモノとのコミュニケーションを指します。

例えば、以下のようなのはすべてIoTのコミュニケーションです。

  • センサーが商品棚の商品数を感知し、ネットを介して担当チームに品切れの合図を送れる。
    (モノ→人のコミュニケーション)
  • ドアの開閉数をAIが検知分析し、特定条件になったら別のドアを開放して誘導を促す。
    (モノ→モノのコミュニケーション)
  • データを飛ばし、離れたものを操作する。
    (人→モノのコミュニケーション)

遠隔での操作や自動検知など、概念はかねてより存在していたように、「IoT」という言葉は近年できた言葉ではございません。

しかし、5Gなどの通信技術の躍進により、IoTの可能性と利用頻度が大きく拡大していくことで、一般のライフスタイルだけでなく、販売の現場や我々の事業に大きく関わり販売手段も販売促進スタイルも変化していきます。

5Gの高速大容量通信と多接続は、データ同士の連携の中で「通信ボリュームの多さ」「通信接続数の多」「通信で連携させる数の多さ」を飛躍させます。瞬時の切り替えや高品質映像での訴求、複数映像の同時配信など、今までの販促でできなかったことやしたかったことを実現に導きます。

更に、データを駆使して答えをはじき出すAIと連携させれば、これらが自動で瞬時に対応されることも非現実的なことではありません。

今、デジタルツールの導入に踏み切るべきか

5Gが始まってから、もしくは始まって周りの様子を見てから動き始める、それでも遅くはないかもしれません。
しかし、今導入をしておくことは、企業や店舗にとって今後の大きな財産になります。

今、自社でネットワークの構築と運用体制を整えておくことは、進化した通信技術やそのツールを実際に利用しなければいけなくなった時でも、すぐに適応することが可能です。
5Gが始まり、今の技術がそのまま利用できるのであれば継続して使えますし、アレンジして使えるのであれば準備期間もコストも最小限で済みます。

生産性を高めることも購買の促進につなげることもデジタルツールの導入目的になりますが、未来に向けた準備のために、5Gが始まる前に新ソリューションを導入することも視野に入れなければなりません。

 


 

次回は、どのようなソリューションが効果を発揮してくるかご紹介させていただきます。

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