粉砕機の選び方

廃プラスチック、PETボトルを細かく砕く粉砕機の選び方をご紹介します。

処理対象物を選ぶ

粉砕機は主にPETボトルや硬質プラスチックの処理に使われます。機種を選ぶにあたって、まずは、主に処理する対象物を決めます。

残液があるかどうか

湿式粉砕機湿式粉砕機は水を使って粉砕します。

PETボトルは、液体が残っている場合があります。残液や汚れのあるPETボトルを粉砕するときは、湿式粉砕機を使用します。湿式粉砕機は、粉砕室がステンレスなどサビに強い素材で作られています。粉砕時に水を撒いて、粉砕と同時にPETフレークの洗浄も行います。粉砕時に水を使用するため、排水設備、脱水設備が必要になります。

PETボトルに残液がなければ、乾式粉砕機の方が低コストで導入できます。

処理量を選ぶ

コンベア投入処理量が多い場合は、コンベア投入します。

必要な処理量に応じて、機種を選定します。量が大きければより処理能力の高い機械が必要になります。

粉砕後の粒度を選ぶ

スクリーンスクリーン(穴の空いた鉄板)で粒度を調整できます。

粉砕後の粒の大きさは、10mm前後のものが一般的です。粉砕後の大きさが20mmよりも大きい場合は、破砕機を選んだ方が良い場合もあります。

防音設備を選ぶ

防音室騒音軽減のため、粉砕機を防音室で囲います。

粉砕機は、高速回転するため、100db前後と粉砕音が大きくなります。作業場の環境によっては、防音室を設置するケースがあります。

回収方法を選ぶ

フレキシブルコンテナバッグで回収フレキシブルコンテナバッグで回収。

粉砕後のPETボトル(PETフレーク)、プラスチックはマテリアルリサイクルされます。粉砕物の処理量によっては、回収設備をつけた方が効率的です。

商品を選定してご提案します

お選びいただいた条件で商品を選定いたします。お問い合わせください。最終的な選定にあたって追加でお聞きする内容があります。予めご了承ください。


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