処理品目の拡大のご相談を受け、廃蛍光管処理をご提案。事業計画からリサイクルルートまでサポートします。
- 業種
- リサイクル業
- 主な対象物
- 廃蛍光管
- 目的
- 破砕(水銀の分別)
- 導入設備
- 蛍光灯破砕機
青森県で総合リサイクル業を展開されている青森資源様に蛍光灯破砕機を納入いたしました。
青森資源様は、鉄・非鉄などの金属のリサイクルを中心に事業を展開されています。金属以外の品目のリサイクル業を拡大していくということでご相談をいただき、タイヤや石膏ボードなどのリサイクル機器をご提案していました。
その一環として、蛍光灯破砕機もご提案させていただきました。2017年10月1日から蛍光管、水銀灯の処理には新たな許可取得が必要になりました。2013年に採択された「水銀に関する水俣条約」を始めとした、水銀の使用量の削減と適正管理を目指す世界的な動きのなかで決まったものです。
新しい許可のため、取得している企業が少なく、廃蛍光管の処理依頼は全国的に増えています。フジテックスにも、破砕時に粉じんを飛散させず、集塵できる機構を備えた蛍光灯破砕機の引き合いが急増しています。機械の価格もそれほど高くないため、前向きにご検討いただくことになりました。
廃蛍光管の処理をされている会社での実機見学、事業のご説明
蛍光灯破砕機を導入されている宮城県の会社にご協力いただき、実機見学の案内をいたしました。その会社の担当の方からも廃蛍光管の処理事業についてご説明いただきました。機械の能力や廃蛍光灯の処理事業についてご検討いただいた結果、青森資源様から蛍光灯破砕機のご発注をいただきました。
蛍光灯破砕機で処理したあとは、口金、水銀パウダー、ガラスなどに分かれます。リサイクルルートもフジテックスからご紹介させていただきました。
今回は、具体的な処理品目や計画が決まる前の段階にご相談いただき、ご提案させていただきました。これからも、機械の選定やプラント設計だけでなく、事業計画からリサイクルルートのご紹介まで、幅広くお客様の事業サポートをして参りたいと思います。
株式会社 青森資源
青森県全域で金属、自動車リサイクルを中心に総合リサイクル業を展開。昭和53年の設立から40年を数える。