自動消火スプリンクラーシステム

商品コードE392

約10㎜程度の炎レベルから検知し被害を最小限に抑える。
広角・広範囲で火災を検知し無人時でも自動で放水消火を行い、火元の消火を確認後は自動で放水を停止することができる自動消火スプリンクラーシステムです。放水の開始・停止条件、検知炎の高さなど各種設定はカスタマイズ可能で、幅広いニーズに対応します。昨今、多発し大きな問題となっているリチウムイオンバッテリーを起因とする火災事故のリスク対策にも有効です。
 

廃棄物処理施設の火災対策:現状とリスク

令和5年度の廃棄物処理施設等における発煙・発火トラブルは21,751件と過去最多を更新。このうち、リチウムイオン電池が原因とみられる火災事故は8,543件で、これは全体の約4割を占めいます。一度大規模な火災が発生すれば、被害額が3億円に達したり、復旧に半年以上を要して操業停止に追い込まれるといった事例も報告されています。 現代の火災対策には、①高速検知、②設備の自動停止、③ピンポイントの自動放水という、3つの要素を網羅し、被害を最小限に抑えるシステム構築が不可欠となります。

 

特徴

高精度な早期検知

炎の燃焼時に発生する紫外線を検知する方式に加え、サーモカメラや赤外線検知など、設置環境に合わせて最適な検知機器を選択可能です。

自動停止機能による水没防止

センサーが消火を判断すると自動で放水を停止するため、過剰な放水による設備への水没被害を防ぎます。

外部通報システム

音響付警告灯による周囲への通知に加え、セキュリティ会社への信号発報や、責任者へのメール送信も選択可能です。

導入のメリット

操業停止期間の最小化

エリアごとに検知・放水を行うため、工場全体が水没することを避け、火災による設備の被害と復旧までの期間を最小限に抑えられます。

高い消火能力

散水量は建築基準法に基づくスプリンクラーに近いスペック(1㎡あたり3.5L以上/min)を確保しており、高い消火能力を誇ります。

手厚いアフターフォロー

工事完了後5年間は、年1回の無償点検が提供されます。

停電時への備え

オプションで無停電機(バッテリー)を搭載でき、火災に伴う停電時でもポンプ等の運転が可能です。

従来のスプリンクラーとの違い

従来一般的なスプリンクラー 自動消火スプリンクラーシステム
検知能力 センサー付近まで炎が達しないと作動しない 10mm以下の小規模な炎 (※設定条件による)
放水停止 手動で電源を停止するまで止まらない 消火後、自動停止
水没被害 全体に散水するため全体的に被害が出やすい エリア限定放水のため限定的
復旧期間 被害状況により2~3ヶ月かかる場合がある 最短で復旧可能
保守点検 点検報告義務が発生し、有料の場合が多い 5年間無償点検付き


主な仕様

検知方式 以下3方式から、設置状況や監視対象に合わせて最適な機器を選択可能
①炎の紫外線を検知する「炎検知器方式」
②表面温度を監視する「サーモカメラ方式」
③燻る物体を検知する「赤外線検知方式」
通報・警報機能
  • ・火災発生時の音響付警告灯
  • ・セキュリティ管理会社への信号発報
  • ・責任者へのメール送信
検知能力 10mm以下の小さな炎(ライター程度)を即座に検知(※設定条件による)
消火能力(散水量)
  • ・有効水量:50~80L/min/個
  • ・1㎡あたりの散水量:3.5L以上/min
エリア
  • ・検知器ごとにエリアを細かく分け可能
  • ・感知エリア内のスプリンクラーのみが起動
カスタマイズ性 ニーズに合わせたカスタマイズが可能
保守・メンテナンス 工事完了後、5年間は年1回の無償点検あり
停電時対応 無停電機(バッテリー)を搭載(※オプション)

※本システムは、初期段階での火災対応を目的として設計されておりますが、すべての火災を完全に防止できるものではありません。

※処理能力は対象物の状態、機械の状態によって変わります。状態によっては仕様通りの能力が出ないことがあります。
※仕様は改善・改良のため予告なく変更する場合があります。

自動消火スプリンクラーシステムについてお問い合わせ

お電話の際は「環境カタログサイトで自動消火スプリンクラーシステムを見た」とお伝えください。

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