競合2台ラインをTANA 1台に集約。粉塵ロス20%の問題を解消し、年間1,600万円超のコスト削減。
| お客様名 | 廃木材処理業者 様 |
|---|---|
| 目的 | 廃木材からの高品質チップ製造、粉塵ロスの削減、コスト削減 |
| 導入設備 | TANA Shark 440D |
| 導入国 | フランス |
| 主な処理物 | 廃木材(金属やプラスチックの混入あり) |
導入前の課題
こちらのお客様は、Doppstadt(ドップシュタット)社製の機械2台(DW3060で一次破砕、AK430で二次処理)を使用して廃木材のチップ化を行っていました。
しかし、このラインには大きな課題が2つありました。 第一に、高速回転式の二次処理機が、総排出量の20%にも達する大量の「微細な木くず(粉塵)」を発生させていたことです。
この粉塵は燃料として価値がなく、すべて廃棄させていました。 第二に、2台の機械を稼働させる非効率性です。
材料の投入が2回必要なだけでなく、ワイヤーやプラスチックがローターに巻き付くトラブルも頻発し、多くのメンテナンス時間を要していました。
導入の決め手
課題解決のため、2台の競合機を「TANA Shark 1台」に置き換えることを決定。 決め手は、TANA独自の低速・高トルクによる「切断」技術と、スクリーンによる確実な粒度調整により、高品質なチップを「ワンパス(1回の処理)」で製造できる点でした。
導入後の効果
導入効果は絶大でした。TANAの「切断」方式により、価値のない粉塵の発生はゼロになり、歩留まりが劇的に改善。
さらに、2台構成だったラインがTANA 1台に集約されたことで、プロセス全体が簡素化されました。
その結果、運転コストは従来の5.83 €/トンから3.77 €/トンへと大幅に低減。年間平均5万トンの処理量で、年間103,000ユーロ(約1,600万円)ものコスト削減を達成しました。
また、従来悩まされていたワイヤーやプラスチックの巻き付きも、TANA Sharkの強力な切断力によって解消され、メンテナンスの手間も大幅に削減されました。
※処理能力は対象物の状態、機械の状態によって変わります。状態によっては仕様通りの能力が出ないことがあります。
※仕様は改善・改良のため予告なく変更する場合があります。
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