3種のスクリーンで木材チップを動物敷料、堆肥、マルチング材に活用
- 業種
- 大学
- 主な対象物
- 枝葉、木材
- 目的
- 減容
- 導入設備
- 木材チッパーFO-150B
東京農業大学 厚木キャンパスに中型木材チッパーFO-150Bを納入しました。
約176,000平方メートル※1の敷地には農場や温室、動物舎が数多く設置されています。広大な敷地のため、樹木も生えており不要な枝葉、木、草は伐採していました。従来は伐採した枝葉や木は敷地内に放置し、自然分解に任せていました。
自然分解ではどうしても時間がかかり、場所もとるようになってきたため、木材チッパーの導入を検討。フジテックスへお問い合わせをいただきました。
持込みデモで木材チッパーを確認。
木材チッパーの概要をご説明し、費用やランニングコストにもご納得いただいたので、実機デモを行わせていただきました。
厚木キャンパスの敷地に木材チッパーを持込み、最近剪定した枝葉を中心に粉砕テストを行いました。処理スピードや動作音、操作を体験し、粉砕後のチップを実際に触っていただき、問題ないということで導入が決まりました。
粉砕した木材チップはマルチング材、堆肥、動物敷料として活用。
粉砕したチップは、マルチング材、堆肥、動物の敷料として使う予定です。マルチング材は雑草が生えにくくなるように地面に撒くもので、木材チップの他に、ワラやビニールが使われることもあります。
動物敷料はある程度細かくしておかないと木材チップのトゲが動物に刺さってしまいます。一方、マルチング材や堆肥は、細かすぎると風に舞ってしまい、運搬もしにくくなり使い勝手が悪くなります。
そのため、30mmと5mmのスクリーンが使える木材をご提案しました。それぞれの穴を通る大きさに粉砕されたチップが排出されるため、粉砕物の粒度を調整できます。30mmは主にマルチング材、堆肥として、5mmのスクリーンを動物敷料用として使っています。
粉砕した木材チップの回収、保管用としてフレキシブルコンテナバッグとそのスタンドもご用意させていただきました。
木材チッパーは、製品の内容、価格、ランニングコストにご納得いただければ、全国で実機の持込みデモができます※2。お気軽にお問い合わせください。
※1 wikipediaより。
※2 ご希望の機種、場所、日程によりも実機持込みデモを承れないことがございます。詳細はお問い合わせください。
デモテスト時(FO-130)の動画をご覧いただけます
東京農業大学
動植物全てに関わる総合科学を扱う大学。生命、食料、環境、健康、エネルギー、地域再生の6学部24学科の大学として社会に貢献する人材を送りだしています。創設は1891年。キャンパスは世田谷、厚木、北海道(網走市)の3か所。