太陽光発電の雑木処理用として木材チッパーを活用。
チップは雑草対策として活用。
チッパーナイフ(カバーを開けたところ)。
太陽光発電の施工会社へ木材チッパーを納入いたしました。
コストメリットのある木材チッパーの導入
太陽光発電の設置にあたって、樹木の伐採、土地の整地を行うケースがあります。お客様は、太い樹木は製材所に販売、細い木や竹は産廃物としての処理を計画されていました。
地域により価格差がありますが、樹木の産廃処理には1m3あたり数千円の費用がかかります。お客様で設置を進めていた太陽光発電はメガワット級のため、面積が広く、処理対象の樹木もかなりの量が出ることが見込まれていました。
機械の本体費用とチッパーナイフの交換、燃料などのランニングコストを合わせても、木材チッパーを購入した方がトータルでメリットが出るという結論にいたりました。
今回の現場が終わっても太陽光発電の設置に伴う雑木の処理が見込まれること、竹も問題なく処理できることも機械の導入を決めた理由でした。
チップは雑草対策に活用
処理後の木材チップのサイズは10~20mm程度です。ボイラーや発電用として使うには小さすぎるため、あまり向いていません。発電用に向いている、より大きな木材チップを製造する機械も比較していただきましたが、初期費用が高くなること、バイオマス発電の予定や木材チップの安定的な販売先がなかったため、今回の機種を選ばれました。
処理後の木材チップは、マルチング材として現場の地面に撒いています。マルチング材には、雑草の発芽を抑える効果があります。雑草が伸びて太陽光発電のパネルに影が落ちると発電効率が悪くなるため、処理後の木材チップを雑草対策に活用しています。
ご相談から1ヶ月以内に納入
ご相談いただいた時には、太陽光発電の整地作業はすでに開始されていたため、お客様では納入を急がれていました。ちょうど在庫機があったため、希望どおりのご納品が可能になりお客様にも喜んでいただけました。
送り込み機能がついているため、木材を一度噛みこむと自動的に処理していきます。