空き缶選別プレス機の導入で、空き缶と古紙の一元収集を積極化。
株式会社 宮崎
- 業種
- 古紙・資源リサイクル、機密処理
- 主な対象物
- スチール缶、アルミ缶
- 処理後
- 製紙原料
- 目的
- 古紙と一緒に空き缶を処理するため
- 導入設備
- 2種選別空き缶プレス機
古紙リサイクル業最大手の株式会社宮崎様へ空き缶選別プレス機を納入しました。
古紙回収と一緒に依頼される空き缶の回収
宮崎様では、オフィスビルやマンションで段ボールや雑誌の集団回収を行っています。その際に空き缶も一緒に回収して欲しいと相談されることがあるそうです。本業は古紙リサイクルですが、空き缶の回収もできる限り対応しています。
回収した空き缶は、そのままの状態でヤードに保管し、ある程度まとまったところでスクラップ会社に売却していました。
最近、空き缶回収の依頼が増え、置き場が一杯になってしまい断るケースがでてきました。置き場を確保し、お客様の要望に応えるために空き缶プレス機の導入を検討されていました。
スチール缶とアルミ缶の2種選別プレス機でコストダウン
取引のあった会社で稼働していた空き缶プレス機をたまたまご覧になられて、検討のひとつにあがりました。フジテックスがそのプレス機を納入しており、今回お声がけいただきました。
取引会社で稼働していたのは、スチール缶、アルミ缶、その他の3種選別する空き缶プレス機です。
宮崎様の荷物は、スチール缶とアルミ缶だけで異物がありませんでした。そのため、より安価なスチール缶とその他(アルミ缶)に選別するプレス機をご提案しました。
3種選別と比べて、設備費用を40%抑えた機種です。検討していただいた結果、ご採用いただきました。
投入するだけで自動選別、プレスを行います。
納品工事は半日で終了。
ユニット式の機械なので、現場では本体と投入台を組み合わせるだけで完了します。仮置きした後、担当の方にご確認いただき、アンカーを打って電気配線を行いました。納品工事は半日で完了し、1時間ほど製品の取り扱い説明をさせていただきました。
ユニット式のため設置工事は短時間で済みます。
収益性の改善で、約2年で投資を回収。
プレスしたスチール缶は数十円/kg、アルミ缶は百数十円/kgで売却できます。未プレスだった際は数円/kgの売却価格でしたので、収益性が大きく改善しました。プレス機の費用は2年弱で回収できる予定です。
空き缶が保管されていたヤードも整理できました。空き缶回収は、お客様に相談されたときだけ対応していましたが、今では積極的に回収をご案内されているそうです。
プレスしたアルミ缶。保管スペースも空けることができました。
動画でご覧いただけます
株式会社 宮崎 について
愛知県に本社を置き、全国で古紙回収とリサイクル、機密文書の処理を行っています。空き缶などの資源回収とリサイクルも手掛け、トータルリサイクルを推進しています。