設備投資を行いフラフ燃料の製造事業を立ち上げ、自社でサーマルリサイクルを促進。
有限会社井上商店 様
目的 | 一部廃棄物のサーマルリサイクル化 |
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導入設備 | 4面包装圧縮梱包機 |
都道府県 | 新潟県 |
企業URL | https://www.eco-reverse.co.jp/ |
業種 | 廃棄物の収集運搬・中間処理など |
主な処理物 | 廃プラスチック |
補助金活用 | ものづくり補助金 |
導入のきっかけ
自治体からの食品トレー等の軟質系のプラスチック類の処理業務を委託されており、綺麗な状態な食品トレーなどは溶融しインゴットとして有価売却していました。
しかし、ラベルなど多少の異物が付着しているプラスチック類の処理は費用を払って外部に再委託していたため、設備投資を行い自社でサーマルリサイクル(フラフ燃料化)の取り組みを検討頂きました。
導入設備を選んだ理由
同じく燃料化ということでRPFも検討されましたが、プラスチックの割合が多く、すでに破砕設備は保有されており、圧縮梱包機の導入だけで運用が可能で使用電力量も少なくてすむフラフ燃料の製造事業の立ち上げとなりました。
補助金の活用について
ものづくり補助金を活用し、設備投資コストを抑える提案をお持ちしご採用頂きました。
中間処理事業から燃料の製造事業という新たな新規事業の立ち上げが加点要素となり補助金も無事に採択され初期費用の一部を補助金で賄うことができ、初期費用を抑えることができた点も大きなポイントとなります。
▲設備の全体像
▲処理前の廃プラスチック
▲処理後