沖縄の埋め立てゼロを目指して。塩ビ管粉砕機導入で「処分費」を「売上」に変えるマテリアルリサイクルを実現


(左:天木工場長、右:結城社長)

有限会社昭和興業 様

沖縄県内でスクラップ買取や廃棄物処理を通じ、地域の資源循環を支える有限会社昭和興業様。
同社は今回、廃プラスチック(塩ビ材)の再資源化を目的として「塩ビ粉砕機」を導入されました。
離島ゆえの「埋め立て処分」という課題をいかに解決し、有価物化へと繋げたのか。その経緯と成果を伺いました。

導入前の課題:離島特有の「埋め立て」によるコストと環境負荷

沖縄県内では、回収された廃塩ビ管などの処理について、県外へ運搬するには高い物流コストがかかるにもかかわらず、県内で処理しようとすると、その多くは多額の処分費用を支払って埋め立て処分に頼らざるを得ないという大きな制約がありました。

「環境のために、捨てればゴミになるものを資源に変えたい」という想いの一方で、上昇する処分コストは経営上の大きな負担となっていました。
また、限られた島内の埋め立て容量を守るためにも、新たな処理手法の確立が急務となっていました。

フジテックスの提案:粉砕加工による「高付加価値化」と「販路拡大」

フジテックスは、単なる機器の販売にとどまらず、沖縄の地理的条件を考慮した「有価物化スキーム」を提案しました。

1.徹底した減容と高品質な粉砕
塩ビ管を均一なサイズのフレーク状に粉砕。これにより輸送効率を劇的に向上させるとともに、リサイクル原料としての品質を担保しました。

2.国内外への広範な販路提案
粉砕によって「原料」としての価値を持たせることで、国内の再生プラスチックメーカーだけでなく、海外ルートも含めた出口戦略を構築。これまで「支払い」のみだったフローを「売上」が出るフローへと転換しました。

3.沖縄県補助金の活用コンサルティング
初期投資の負担を軽減するため、沖縄県が実施する環境関連の補助金活用を提案。公募情報の提供から申請に必要な書類作成のアドバイスまで、導入に向けたトータルサポートを実施しました。

導入の効果:マテリアルリサイクルの促進と利益率の改善

粉砕機の稼働により、これまで埋め立てられていた塩ビ材が「リサイクル原料」へと生まれ変わりました。

• 処分費の削減と有価物化
月々の埋め立て処分費用が大幅に削減され、代わって売却による収益が発生。コストセンターからプロフィットセンターへの転換に成功しました。

• 環境貢献の可視化
埋め立て量を削減することで、地域環境への負荷低減を数値として示せるようになり、企業の信頼性向上に繋がっています。

• 現場の意識変化
効率的な粉砕処理が可能になったことで、現場での分別意識もさらに高まり、リサイクル率の向上という好循環が生まれています。

お客様紹介

有限会社昭和興業 様
沖縄県うるま市にて、金属スクラップの売買および産業廃棄物収集運搬・処理を行う。
地域社会に貢献する「総合リサイクル企業」として、最新設備の導入と環境保全に積極的に取り組んでいる。
公式サイト:https://www.sk-scrap.com

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