硬質プラスチック粉砕洗浄脱水設備。25年に渡るお客様との新たな取り組み。

製品名PETボトル粉砕洗浄脱水機 商品コードE017
  • コンベアで粉砕機に投入。写真左の脱水機の裏にあるブロアで2階へ搬送します。
    コンベアで粉砕機に投入。写真左の脱水機の裏にあるブロアで2階へ搬送します。
  • 主な処理対象物のプラスチックケース
    主な処理対象物のプラスチックケース

ガラスびんのリサイクルを行っているお客様へ、硬質プラスチック粉砕洗浄脱水設備を納入いたしました。

お客様は、酒店などからワンウェイびん(1回使い切り)、リターナルびんの回収とリサイクルを主業とされています。現在では、回収先からスチール缶やアルミ缶、PETボトルのご依頼も増え、積極的にリサイクルされています。

25年のお取引をいただいているお客様からご相談いただきました。

今回の設備は主に一升瓶などのリターナルびんの運搬時に使用するプラスチックケースの廃棄品を処理します。ガラスびんのグラスウール原料製造ラインを併設する新工場に納入いたしました。

フジテックスの環境事業は、ガラス瓶リサイクルから始まりました。今回のお客様は、事業を開始した25年前からお取引をいただいており、今回の設備導入でもお声がけいただきました。

限られたスペース、予算で設備を設計

粉砕したプラスチックケースは、リサイクルパレットの原料として出荷いたします。そのため、プラスチックを粉砕洗浄して集積する必要がありました。

新工場は他にも設備が入るため、スペースが限られています。洗浄するためには、排水設備も必要で、もちろん予算も限られています。

まず、限られたスペースに設置するため、1階と2階に設備をレイアウトすることにしました。1階で粉砕洗浄と脱水を行い、ブロアでプラスチック片を2階へ空送します。2階でフレコンバッグで回収して、再生資源として出荷する配置にしました。

洗浄水として、井戸水を活用して水道代を節約しました。建屋側で予定した排水設備はオーバースペックで高価だったため、より安価なスクリーン式の排水設備を使うことをご提案しました。

お客様にもご協力いただき、打ち合わせを重ねることで、粉砕品15mm、600kg/hの硬質プラスチック粉砕洗浄脱水設備を納入することができました。

レイアウト
納入した設備の簡易レイアウト図です。

お客様の新たな取り組みの力になれるように全力を尽くします。

今回のお客様はフジテックスにとって、事業開始当時からの25年に渡るお付き合いをさせていただいております。

弊社の環境事業と共に歩んできたお客様と再び新たなビジネスができる事は大変光栄です。

ガラスリサイクルを主業とするお客様にとっては、プラスチックリサイクルは新たな取り組みです。お客様の事業の力になれますよう、今後も全力を尽くして参りたいと思います。

1階と2階の関係
2階の回収部分と1階の処理部分です。
銀色が脱水機。黄色と青がブロアです。
銀色が脱水機。黄色と青が2階にプラスチック片を搬送するブロアです。
2階でプラスチック片を回収するフレコンバッグ
2階でプラスチック片を回収するフレコンバッグ
出荷する状態のプラスチック片
出荷する状態のプラスチック片
排水設備に混入したプラスチック片も回収して出荷しています。
排水設備に混入したプラスチック片も回収して出荷しています。
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