飲料容器三種混合品(ペットボトル・缶・瓶)選別機

飲料容器三種混合品(ペットボトル・缶・瓶)選別機
現場で求められる、選別力と実用性を兼ね備えた1台
飲料容器三種混合品(ペットボトル・缶・瓶)選別機は、ペットボトル、アルミ缶、スチール缶、瓶といった異なる素材を自動で識別し、効率よく選別できる選別機です。

近赤外線を活用することで、ペットボトルは残液の有無まで識別可能。より純度の高いペットボトルを回収することができるとともに、中規模処理場に最適な処理能力(18,000本/h・容積:約11.5m3)を持ち、既存ラインへの組込みも可能。人手不足・処理品質のバラつきといった課題を解決し、安定した選別体制を構築します。

現場から選ばれる3つの理由

18,000本/h(容積:約11.5m3)の高処理能力
ペットボトルや缶、瓶の混合処理にも対応。大量処理が求められる現場でも高いパフォーマンスを発揮します。

センサー選別による高精度
赤外線センサーやエアブロー選別によって、人手による分別よりも正確でスピーディ。

業界初のフラッパ方式で高精度な選別が可能
近赤外線センサにて材質と残液を判別し、フラッパ方式で容器を弾くため、従来の選別機では選別が難しかった残液入りのペットボトルやビンなどの重量物も精度高く選別が可能です。

リサイクル・フロー

フロー

  • 1 原料の投入

    原料の投入
    破袋機や手選別コンベアを経由した後、異物除去部を備えた傾斜コンベアに原料を投入します。手選別コンベアの接続方向は、作業環境に合わせて3方向から選択できます。
  • 2 整列・異物除去

    整列・異物除去
    選別部に向かう傾斜コンベアのベルトをV字に配置、かつ、中央にスリットを設けているため、原料の流れを一列に整えながら、ガラスくずなど小さな異物を除去します。
  • 3 缶(金属)選別

    缶(金属)選別
    選別部に入った原料は、金属センサで缶とそれ以外に選別されます。缶はフラッパにより排出口に弾かれ、ペットボトルや瓶は後工程に搬送されます。
  • 4 判別

    判別
    プラスチック材質判別装置「ぷらしる」の開発経験を活かした近赤外分光センサにより、良品ペットボトルと残液入りペットボトルを判別します。
  • 5 ペットボトル選別

    ペットボトル選別
    前工程の判別結果をもとに、フラッパにより良品ペットボトルと残液入りペットボトルをそれぞれの排出口に弾きます。瓶および異物等は後工程に搬送されます。
  • 6 排出

    排出
    選別部の最後で、瓶とその他の異物等を排出します。

「飲料容器三種混合品選別機」が選別可能な素材

対象素材 対応状況 補足
ペットボトル ◎対応 キャップ・ラベル付きも可(要条件)
残液入りペットボトル ◎対応 良品・残液入りの2種選別
アルミ缶・スチール缶 ◎対応 材質識別で正確に分別
瓶(透明/茶/その他) ◎対応 カラーセンサーで対応可

※ペットボトルまたは缶・瓶のいずれか一方だけの処理を行う企業様でも導入可能です。個別のご相談も承ります。

「飲料容器三種混合品選別機」導入のメリット

飲料容器三種混合品(ペットボトル・缶・瓶)選別機が、処理業務にもたらす変化

人件費を削減
手選別の作業員数を削減し、ライン全体の人員構成を最適化できます。

選別精度が向上
センサーによる自動選別で、混入ミスを削減。

処理効率アップ
同一時間内でより多くの選別が可能に

販売単価の向上
選別品質の安定により、単価の高い買取が可能に

作業者の負担軽減
反復的な分別作業から解放され、安全性・快適性も向上

「飲料容器三種混合品選別機」活用シーン例

飲料容器三種混合品(ペットボトル・缶・瓶)選別機は、このような処理現場にフィットします。

・ペットボトルの回収・選別を行うリサイクル業者
・アルミ缶・スチール缶・瓶などを取り扱う中規模の処理センター
・瓶・缶に加えてプラスチックや紙など複数素材を分別する複合処理施設
・作業員数が限られており、省人化や負担軽減が課題になっている事業所

※処理能力は対象物の状態、機械の状態によって変わります。状態によっては仕様通りの能力が出ないことがあります。
※仕様は改善・改良のため予告なく変更する場合があります。

飲料容器三種混合品(ペットボトル・缶・瓶)選別機についてお問い合わせ

お電話の際は「環境カタログサイトで飲料容器三種混合品(ペットボトル・缶・瓶)選別機を見た」とお伝えください。

受付時間:平日9時~18時(土日祝休み)