AI見守りセンサー「Silver Shield」
次世代の非接触型・AI見守りソリューション
介護施設の安全安心をより高く。プライバシーを守り、先進技術で暮らしの安心を支える、次世代の非接触型・AI見守りソリューションです。
介護の現場では、「もしも」の瞬間にどう備えるかが常に課題となります。特に、転倒事故の発見の遅れは、その後の回復に大きな影響を及ぼす可能性があります。一方で、カメラによる監視はプライバシーの問題から導入が難しく、従来のセンサーでは死角が生まれてしまうという声も少なくありません。
フジテックスが提供する「Silver Shield」は、プライバシーを完全に保護しながら、居室内の人の動きや転倒を高精度で検知する革新的な見守りセンサーです。
Silver Shieldはどのように機能するのか?
「Silver Shield」は、ミリ波レーダーが発信する周囲の電波を利用して空間を認識する「アンビエントセンシング」技術を基盤としています。
1.信号の放射: センサーが壁や物体に反射する微弱な電波を放射します。
2.反射の検知: 電波が室内の人や物体に当たって跳ね返り、センサーに戻ってきます。
3.デバイス上でのデータ解析: 戻ってきた信号をデバイスに搭載されたAIが解析。人の位置、動きの速度、姿勢など25以上のユニークな特徴を精密に測定します。
4.インサイト(洞察)の生成: AIアルゴリズムが解析データを解釈し、転倒のような突発的なイベントや、日々の活動パターンといった意味のある情報(インサイト)を生成します。
Silver Shieldの主な特長
- 【業界最高水準の転倒検知】
高精度で転倒を検知。万が一の事態を即座にスタッフへ通知し、迅速な対応を可能にします。 - 【プライバシーへの絶対的な配慮】
カメラやマイクを一切使用しないため、入居者様のプライバシーと尊厳を守りながら、寝室や浴室といった最も見守りが必要な空間の安全を確保します。 - 【死角のない空間カバレッジ】
壁のコーナーに設置することで、一つのセンサーで部屋全体(最大6m x 6m)を死角なくカバーします。 - 【24時間365日の活動モニタリング】
在室・不在の状況、ベッドからの離床、睡眠パターンなどをリアルタイムで把握。収集したデータは、ケアプランの見直しや健康状態の微細な変化を捉えるために活用できます。 - 【既存システムとの連携(API)】
API連携により、既存のナースコールや介護記録システム(例:「ほのぼのNEXT」など)と連携可能です。使い慣れたシステム上でアラートを一元管理でき、スタッフの業務フローを妨げません。 - 【未来を見据えた「転倒予知」機能】
現在は「検知」に特化していますが、将来的にはAIが日々の活動データを分析し、転倒リスクが高まっていることを知らせる「予知・予防」機能の追加が計画されています。(2025年末~2026年目標)【未来を見据えた「転倒予知」機能】

導入が推奨される施設
- 特別養護老人ホーム
- 介護付き有料老人ホーム
- サービス付き高齢者向け住宅
- グループホーム
- 病院・リハビリテーション施設
AI見守りセンサー「Silver Shield」の製品仕様



製品名 | Silver Shield |
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センサー技術 | 60GHz ミリ波レーダー |
検知範囲 | 約6m × 約6m |
視野角 | 水平120° × 垂直60° |
無線接続 | Wi-Fi IEEE 802.11 b/g/n (2.4 GHz) |
本体寸法 | 106 x 68 x 78 mm |
設置方法 | 壁のコーナーに粘着テープまたはネジで固定 |
データサーバー | 北米 |
その他 | 医療機器ではありません。 |