今までの常識をくつがえす、片面PP加工マシンが登場!
オンデマンド印刷は、ますます少量・多品種・短納期を求められる時代になりました。
PP貼りによる表面加工(PP加工)は、利用範囲が広く高い付加価値を提供することができ、差別化や顧客満足度を高めるのに非常に有効な手段です。
しかし、今までPP加工の内製化は、高いロス率、導入コスト、大型設備の設置場所、専任者の配置、デジタル印刷物の接着強度不足など多くの問題から難しいとされてきました。
そこで、開発されたのがこの「片面PP貼りフルオートラミネーター」です。
この1台がこれまでの問題を解決し、PP加工の内製化を実現し、オンデマンド印刷の可能性を無限大に広げます。
フルオートPP加工ラミネーター
エアーサクション給紙方式で安定給紙
独自のエアーサクション給紙方式が重送・給紙ミスのない、正確で安定した給紙を行います。
また、この給紙方法はコート紙やアート紙などの扱いの難しい用紙を印刷面に傷を付けることなく確実に給紙します。
用紙をエアーでさばき、浮き上がらせます。この用紙を吸引式紙ローラーが搬送ローラーへ1枚づつ確実に送り出します。
エアー量は用紙に合わせて簡単な操作で調節ができます。
また、エアーコンプレッサー不要のため、静かで経済的です。
プロフェッショナルの要求を満たす美しい仕上がり
独立温度制御が可能な二段ヒートローラ機構を採用し、確実な熱伝達で安定した仕上がりを実現しました。
またしごき機構の採用で用紙の反りを矯正し、製本・折り・裁断などの後工程を効率的に行えます。
独自のセパレート方式が後工程をも効率化
セパレート(分離)方式は、折や断裁加工などの後工程を正確かつ効率的に行えるよう用紙の寸法を変えません。フィルムのみを正確にカットし用紙を分離してスタッカーへ送り出します。
商材の範囲を広げる幅広い用紙への対応
コート紙・アート紙に対応し、用紙厚は104.7~314g/m2の用紙がお使い頂けます。
用紙サイズはオンデマンド印刷機の出力物に対応し、A3トンボ付きが出力可能なA本判四切※から最大350×500mmの用紙が使用可能です。
※PLS3310オプション装着時の最小用紙サイズ:272mm×382mm(L)
スペック
項目名 | 内容 |
---|---|
加工速度 | 1.0~5.0m/分 |
ウォームアップ時間 | 15~30分 |
温度設定 | 3ローラー独立温度調節・制御方式 |
温度設定範囲 | 常温、60~130℃ |
フィルム | プラスターフィルム(カードリッジ式専用フィルム) |
給紙方式 | エアーサクション給紙方式 |
フィーダー積載高 | 100mm(四六判135kg[157g/m2]用紙で750枚搭載) |
用紙厚 | 90~270kg(四六判坪連量) 104.7~314.0g/m2 |
最大用紙サイズ | W350×L500mm |
最小用紙サイズ | W272×L382mm |
消費電力 | 1.0kW |
電源電圧 | AC 100V(50/60Hz) |
本体サイズ | W1800×D630×H1160mm |
重量 | 151.6kg(組立時) |
付属品 | フィーダートレイ・6段階角度調節スタッカー |