電子黒板を学校や塾に導入するメリット・デメリット
電子黒板の教育現場への導入が増えているということはご存じですか?
ここでは電子黒板を学校や塾に導入するメリットやデメリットついて解説します。
学校や塾などの教育現場に合った電子黒板も最後にお伝えするので、これから電子黒板の導入を考えている人はぜひお読みください。
目次
いま学校や塾への電子黒板の導入が増えている理由
学校や塾への電子黒板の導入が進んでいる理由としては下記が挙げられます。
- コストカット(チョークやマーカーの消耗)
- 教育のオンライン化・デジタル化の促進
従来利用されている黒板やホワイトボードはチョークやマーカーといった消耗品が大量に必要になっていました。
しかし、環境への負荷や金銭面のコストがかかることから、消耗品が不要な電子黒板に注目が集まっています。
さらに電子黒板の導入を拍車をかけているのが、教育のデジタル化やオンライン化。
電子黒板は、板書した内容をデジタルデータとして保存・送信ができるほか、タブレットやPCに投影することで家にいながらでも教育を受けるためにも便利なツールです。
教育のオンライン化が進むにつれ、今後いっそう電子黒板へのニーズが高まることが予想されます。
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従来の黒板・ホワイトボードと電子黒板の違いは?
それでは、これまで利用されていた黒板やホワイトボード、電子黒板にはどんな違いがあるのか特徴を見ていきましょう。
黒板の特徴
黒板の特徴がこちら。
- メリット:使い慣れている、見やすい、すでに導入されている
- デメリット:チョーク(消耗品)が必要、消すと粉が飛ぶ、消す手間がかかる
黒板は長年にわたって教育現場で親しまれてきたので、教育担当者が使い慣れているのはメリット。
一方で、消す際に粉がまったり、書くためのチョークが大量に必要になるのはデメリットと言えるでしょう。
ホワイトボードの特徴
黒板に代わって、導入が進んでいるホワイトボードのメリットとデメリットがこちら。
- メリット:滑らかで書きやすい、消しカスが出にくい
- デメリット:背景が白で見にくい時がある、消す手間がかかる、ペン(消耗品)が必要
黒板に比べ、消す際に大量の粉が飛ばないのはメリット。また、表面が滑らかなので、書きやすいのもホワイトボードの特徴ですね。
一方で、背景が白色なので、教室の席によっては光が反射して見えづらいという注意点もあります。
板書に必要なマーカーペンが大量に必要なため、コストがかかるのもデメリットになります。
電子黒板の特徴
電子黒板のメリットとデメリットはこちら。
- メリット:消耗品が不要、PCやタブレットとも連携可能
- デメリット:使い慣れるまで時間がかかる
黒板やホワイトボードのように消耗品が不要な点はメリット。ランニングコストがかからないのはうれしいポイントです。
また、PCやタブレットと連携することで板書した内容のデータ保存も可能。
一方で、従来の黒板やホワイトボードと違い、まだ導入実績が少ない状態なのは事実。
そのため、導入後に使い慣れるまで時間がかかるということは覚えておくといいでしょう。
ここからは電子黒板を学校や塾へ導入するメリットとデメリットをより詳しく見ていきましょう。
電子黒板を学校や塾に導入するメリット
電子黒板を学校や塾に導入するメリットはこちら。
- ランニングコストがほぼかからない
- 消す手間がかからないので指導の効率アップ
- プリントのコピー配布もデジタル化で不要に
それぞれ解説します。
ランニングコストがほぼかからない
黒板やホワイトボードは、書くのに必要なチョークやマーカー、消すための黒板消しなど、多くの消耗品が必要になってきます。
一方、電子黒板は専用のタッチペンが付いており、消すのもワンタッチでできることが多いため、消耗品にかかるランニングコストがほとんどかかりません。
黒板やホワイトボードを使い続けるか、電子黒板を導入して長く使うか…導入を早めにすることで、かかるランニングコストの差も大きくなりますね。
消す手間がかからないので指導の効率アップ
電子黒板は、黒板やホワイトボードと異なり、ボタンやクリックひとつで簡単に消すことができます。
短い授業時間のなかで、板書を消す時間が節約されるので、より多くのことを教えることが可能に。
授業の効率アップという観点からも、消す手間がかからない電子黒板は導入するメリットが大きいと言えます。
黒板と電子メモパッドの消し時間の比較
プリントのコピー配布もデジタル化で不要に
電子黒板によっては、板書した内容をデジタルデータとして保存することもできます。
メールやアプリを通じて、保存したデータを送付もできるので、欠席者に配布することが可能です。
これまでは紙を印刷して配布する必要がありましたが、その手間もなくなったため、教える側の時間もより有効的に使えるようになります。
電子黒板を学校や塾に導入するデメリット
ここまで電子黒板を教育現場に取り入れるメリットを見てきましたが、デメリットもあります。
- 導入コストがかかる
- 使うまでに慣れが必要
それぞれお伝えしますね。
導入コストがかかる
これまで黒板やホワイトボードを使っていた学校や塾であれば、新たに電子黒板を取り入れることになるので、少なからずコストがかかってしまいます。
既存の黒板やホワイトボードで使い続ける消耗品のコストや、導入後どれくらい授業の効率化が進むかを検討して導入を決めるといいでしょう。
電子黒板の導入にコストはかかりますが、導入後の消耗品は不要なのでランニングコストは低いと言えます。
導入費用に関しては下記のページからお問い合わせいただくことで、詳しくお伝えしています。
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使うまでに慣れが必要
電子黒板を初めて利用する場合、慣れるまでに時間がかかるのも注意点。
特に最初は不慣れで分からず、授業が中断してしまう可能性もあります。
導入前に、電子黒板の使い方を教師陣にレクチャーする時間をあらかじめ取っておくといいでしょう。
電子黒板を学校や塾に導入するための予算は?
電子黒板を学校や塾に導入する場合、予算は購入する電子黒板の台数によって異なります。
多くの台数を導入すると、一台あたりにかかるコストは安くなります。
例えば、KOKU・PITであれば、最安で1台当たり18,000円(18インチ)のコストで導入が可能。
電子メモパッドの大きさや台数によって異なるため、詳しくは下記のページをからお問い合わせください。
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学校や塾にあった電子黒板を選ぼう
電子黒板には、さまざまなサイズや種類があります。
学校や塾といった教育現場へ導入する際、押さえておきたいポイントはこちら。
- 背景は黒色がおすすめ
- サイズが大きい必要がある
- 消す作業や掃除する手間がかからない
順番に解説しますね。
背景は黒色がおすすめ
電子黒板によっては背景がホワイトボードのような白色のものがあります。
しかし白色が膨張色のため、光の反射や距離によっては見えづらくなることも。
そのため、おすすめは黒板のような深緑や黒色に近い背景の電子黒板。
黒色の背景に白字で書くほうがはっきり見え、視認性もアップします。
黒板の色にも使われている深緑色は、疲労感や筋肉の緊張を緩和する効果のある色と言われているので、長時間の授業でも疲れにくいと言われています。
サイズが大きい必要がある
安価な電子黒板によっては、サイズが小さい場合もあります。
しかし、サイズが小さいと一度に板書できる量や、画像・動画を投影しても小さくて見えづらくなってしまうことも。
特に広い教室での授業に使うのであれば、60型程度サイズの電子黒板を選ぶのがおすすめです。
消す作業や掃除する手間がかからない
せっかく電子黒板を導入するのであれば、板書した内容をボタンやクリックで簡単に消せる機能が付いているものがおすすめ。
ワンタッチで消せる電子黒板を選ぶことで、授業の効率もアップするので、機能面はチェックして購入しましょう。
学校や塾におすすめの電子黒板はKOKU・PIT
上記の点を踏まえ、学校や塾といった教育現場におすすめなのはKOKU・PIT(コクピット)という電子メモパッドになります。
KOKU・PITの特徴はこちら。
- 背景が黒色で見やすい(目が疲れにくい)
- 筆圧検知で異なる線幅の文字も書ける
- 1ボタンで板書の消去が可能(消耗品も不要)
- 専用アプリでファイル共有が可能
従来の電子黒板は、背景が白色のものが多く、遠くからでは見えづらいものも。
KOKU・PIT(コクピット)では視認性に優れた黒色が背景になっており、ハイコントラストで、30m離れていても、見えやすいのが特徴です。
消す際はボタンをワンタッチするだけなので、移動の手間もかかりません。
もちろん、黒板やホワイトボードのように粉やカスが出ないため、環境に優しいのも魅力です。
板書した内容のデータ化も簡単にできるので、教育のデジタル化やオンライン化にも合った黒板です。
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まとめ:電子黒板を学校に導入するメリットは多い
電子黒板を教育現場に導入するメリットとデメリットを見てきました。
メリットがこちら。
- ランニングコストがほぼかからない
- 消す手間がかからないので指導の効率アップ
- プリントのコピー配布もデジタル化で不要に
デメリットがこちら。
- 導入コストがかかる
- 使うまでに慣れが必要
電子黒板は、消耗品がかからないため、一度導入するとランニングコストがほとんどかからないというメリットがあります。
今後、よりいっそう教育現場でオンライン化は進むことが予想されます。
早めに導入して、いち早く最新の教育環境を整えてみてはいかがでしょうか。