自社処理で空き缶の売却額をアップ。

製品名一方押しプレス機 商品コードE060

選別コンベア+一方押しプレス機

収集運搬業のお客様へ空き缶用一方押しプレス機と磁選別コンベアを納入いたしました。

お客様は缶類の収集運搬のみをおこない、選別やプレスなどの処理はおこなっていませんでした。缶が溜まったらスクラップ会社に引き取りに来てもらい売却していました。スクラップ会社でアルミとスチール(鉄)に選別、プレスして資源リサイクルしています。

空き缶の選別、プレスまで済んでいる状態の方がその後の工程で手間がかかりません。そのため、プレスした缶の方が売却価格があがります。売却している空き缶を自社で選別とプレスまでおこない、収益をアップしたいとのことでお問い合わせをいただきました。

ご要望をうかがい、次の3つの設計をご提案しました。

設計 導入コスト 処理量 手間
自動 選別プレス機 × ○ ○
選別コンベア + 一方押しプレス機 △ ○ △
選別コンベア + 縦型プレス機 ○ △ ×

自動 選別プレス機は、アルミとスチール缶を投入すると、自動で選別し、それぞれプレスする機械です。他の設備よりも導入コストは高くなりますが、手間がかからないため、大量処理に向いています。

選別コンベア + 一方押しプレス機は、磁力選別でアルミ缶のみを一方押しプレス機に投入してプレスします。スチール缶はより分けておき、後で手作業で一方押しプレス機に投入して、プレスします。アルミの多い空き缶であれば、手作業でのスチール缶プレスの回数を減らせるため効率的です。また、自動 選別プレス機よりも導入コストが安い点も魅力です。

最後に選別コンベア + 縦型プレス機のご提案をしました。選別してアルミ、スチールをそれぞれ手作業で縦型プレス機に投入して、プレスします。導入コストが安く、処理量が少ない場合に向いています。ただし、1サイクルごとに手作業が発生してしまうので、1日に何十回もプレスしなければならないような量には向ていません。

3つのパターンをご提案して、ご相談をすすめました。現在は収集している缶は、アルミが中心でした。また、飲料メーカーでもスチール缶からよりコストの安いアルミ缶に切り替える動きもあるため、今後ますますアルミが増えていくことが予想されます。現在の処理量でいえば縦型プレス機という選択肢もありましたが、収集量を増やしていきたいという意向のため、2番目の選別コンベア + 一方押しプレス機をご採用いただきました。

空き缶の選別、プレスラインは処理量、異物の混入量などさまざまなケースを経験してきました。その経験を活かしてご提案ができました。

お客様の事業の発展に、今回納入した設備が貢献できれば幸いです。

選別コンベア+一方押しプレス機

アルミ・スチールに選別したプレス品にすることで売却単価があがります。

磁力でスチール缶をはじいて、フレコンバッグに収集。あとでまとめてプレスします。

磁力でスチール缶をはじいて、フレコンバッグに収集。あとでまとめてプレスします。

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