ドイツ製 破砕機の導入で、作業効率が飛躍的に改善しました。

海外製破砕機の導入で、作業効率が飛躍的に改善しました。

横浜環境保全株式会社

業種
一般廃棄物・産業廃棄物処理業
導入設備
一軸破砕機
主な対象物
軟質系の廃プラスチック
処理後
サーマルリサイクル
目的
老朽化による設備更新。ランニングコスト、メンテナンスの頻度を減らす。

-今回の設備を導入したのは、どのような経緯からでしょうか?

中間処理場を開設した当初から使用していた油圧二軸破砕機が老朽化したので更新を検討しました。

-更新にあたっての課題はなんでしたか?

二軸破砕機の刃は摩耗して切れなくなってくると、破砕物の粒度が大きくなったり、負荷が大きくなるのでモーターや減速機にも負担がかかります。そのため、刃物を定期的に研磨や交換するのですが、その頻度が上がり、コスト増になってきた事がひとつめの課題でした。

また、刃物交換のために破砕機を止める期間が長くなればなるほど、廃棄物を排出するお客様に待っていただくなど、ご迷惑をおかけする事になります。これも同じく課題でした。

-荷物はなんですか?

主に当社が収集運搬をする事業系・工場系の廃棄物で、いわゆる安定5品目が破砕の対象物です。とりわけ軟質系の廃プラスチックが多いです。

-処理後はどのようにしていたのでしょうか?

固形燃料化やサーマルリサイクルがメインです。

今回、導入した海外製の大型一軸破砕機。

今回、導入した海外製の大型一軸破砕機。

-フジテックスから導入いただいた理由はなんでしょうか?

フジテックスさんには、今回の破砕機入れ替え以前にも飲料容器のリサイクルプラントの改良工事をやっていただきました。メーカーではないですが、商社としてフラットな目線で良い製品・提案をして下さったので、今回も一緒にプロジェクトを進めようと思いました。

また営業担当の方とは、私が所属している全国産業廃棄物連合会 青年部でも面識があり、業界の課題や進むべき方向性なども一緒に議論・共有する事ができるので、相談しやすいです。

-導入した結果はいかがですか?

本格的に活躍するのはこれからですが、期待していた以上に素晴らしい設備です。

-フジテックスの対応はいかがでしたか?

今回ドイツ製の破砕機を導入したのですが、やはり海外メーカーとの様々な調整や交渉においては色々課題もありました。行政への許可申請や日本とは違う電機規格やメーカーの考え方に正直衝突もありました。しかし最後まで窓口としてきちんと対応していただいたと思います。

作業効率・破砕粒度が飛躍的に改善されました。

作業効率・破砕粒度が飛躍的に改善されました。

-導入して、課題は解決しましたか?

メンテナンスやランニングコストの部分はこれから検証ですが、破砕機の構造やメンテナンスのしやすさ、作業効率や破砕粒度については入れ替えをする事により飛躍的に改善されました。

-今後の展望をお願いいたします。

時代のニーズにマッチした、少しでも社会のお役に立てるリサイクル事業をこれからも推進して行きます。破砕機以外にも老朽化している設備がありますので、順次更新、改善をしていく予定です。

下へ落ちた破砕物をコンベアで受け取り、左側へ運びます。コンベアは今回の設備に合わせて設計しました。

下へ落ちた破砕物をコンベアで受け取り、左側へ運びます。コンベアは今回の設備に合わせて設計しました。

写真右側がコンベア内部。左側が排出口です。

写真右側がコンベア内部。左側が排出口です。

横浜環境保全株式会社 について

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神奈川県を中心に、一般廃棄物・産業廃棄物の収集運搬とリサイクルを行っています。廃プラスチックや木くずの燃料化(サーマルリサイクル)、缶・びん・ペットボトルの選別と再資源化(マテリアルリサイクル)、生ごみの堆肥化など幅広いリサイクルに取り組まれています。

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