缶びん選別プレス機

缶びん選別プレス機
選別された缶は1/10に減容され、運搬・保管コストを削減できます。
省スペースで缶の選別・プレスは自動。
空き缶の選別、圧縮を一台に集約した缶・びん選別圧縮機の定番品です。
掲載機器は、処理能力がスチール缶換算で500/600kg/h(50/60Hz)のものです。
処理能力~2000kg/hまで対応の上位機種、自治体・リサイクル業者様向け大量処理プラントもあります。
本製品は補助金を使用してのご提案も可能です。
使用できる補助金は時期や自治体によって異なりますので最適な補助金をご案内させていただきます。

処理動画

PETボトル・ビンなどとスチール缶、アルミ缶を選別し、プレス、インゴット化しています。
標準機の場合、アルミ缶とスチール缶は同じプレス室・出口からインゴットとして排出されます。アルミ缶とスチール缶を別々にプレス・排出するツインプレス仕様もあります。

手選別ライン選別プレス機へ投入

手選別コンベアから、選別プレス機へ投入。動画後半で画面の上で回転する磁選機でスチール缶を選別している様子です。

スチール缶とアルミ缶の選別

動画前半、上で回転するコンベアでスチール缶を磁力で吸い上げて選別。動画後半、アルミ缶を飛ばして選別しています。アルミ以外は、下に落ちていきます。

アルミ缶のプレス

選別されたスチール缶とアルミ缶はそれぞれホッパーに溜まります。センサーが多く溜まっている方の缶をプレス機に投入し、プレス。インゴット化して排出します。

投入から排出まで

機械の全景、投入から選別、プレス、排出までの工程です。

納入実績(抜粋)

中間処理場の新規開設に伴う設備選定・導入を担当させていただきました。

お客様は、愛知県でコンビニや自動販売機ベンダーの缶、ビン、PETの収集運搬を行っており、業容の拡大のために中間処理場の開設を計画されていました。

設置スペースがコンパクトで3種選別(アルミ、スチール、その他)ができ、プレスまで行えるユニット式である点が評価され、導入にいたりました。

導入後のメンテナンス、サポートも担当しておりますが、2009年の導入から大きなトラブルもなく、現在(2014年5月)まで稼動しております。

  • スチール缶とアルミ缶のツインプレスタイプ スチール缶とアルミ缶のツインプレスタイプ
  • スチール缶 500/600kg/h(50/60Hz)、アルミ缶 150/180kg/h(50/60Hz) スチール缶 500/600kg/h(50/60Hz)、 アルミ缶 150/180kg/h(50/60Hz)
  • 缶・びん・PETボトル選別圧縮ライン 缶・びん・PETボトル選別圧縮ライン
  • 追加したPETボトル選別用コンベヤ 追加したPETボトル選別用コンベヤ
  • 大型プレス機を採用した処理能力1000kg/hタイプ 大型プレス機を採用した 処理能力1000kg/hタイプ
  • プレスされた空き缶 プレスされた空き缶

その他導入事例

選別フロー

選別フロー 配置図

選別台

缶びんの残液・タバコの吸殻を除去します。

残渣(小破片)/残液Box

選別台で分離された残液・残渣を受けます。

引出しコンベヤ

重耐油ベルトを使用し、耐久性も向上しました。

残渣(びん類)

コンテナBoxはオプションです。

アルミセパレーター

うず電流を利用しアルミ缶を自動選別します。異物の少ないアルミ缶を回収できます。

プレス機

缶は1/10に圧縮して排出します(プレス機が左側のタイプもあります)。

投入口

大型缶はプレス機上部より投入可能です(飛散防止の蓋付き)。

吊り下げ磁選機

強力な磁石によりスチール缶を回収します。

缶ホッパ

選別された缶は一定量貯まるとセンサーが検知し、自動でプレス機に投入・圧縮・排出します。

制御盤

自動運転で操作も簡単です。

よくある質問

選別からプレスまで一台で可能か?
可能です。最終的にはアルミ缶、スチール缶に選別し、それぞれプレスされた形で出て来ます。
選別の方法は?
スチール缶は磁選機で選別し、アルミ缶はアルミセパレータという機構でアルミ缶を選別します。少量のビンや残渣はアルミセパレータの箇所で分けるよ仕様になっています。
ペットボトルの割合が多い場合でも、選別は可能か?
ペットボトルが少量混じる程度であれば、アルミセパレータの箇所で選別はできます。基本的は、機械の選別テーブル上で、事前に人手にてペットは分ける必要があります。
プレス後の重量はどのくらい?
標準タイプの場合、プレス後のサイズは350㎜×350㎜です。スチールの場合、厚み約80㎜程度で約8㎏、アルミが厚み50㎜で約3㎏程度です。
処理能力はどの程度?
処理能力=プレス能力での回答になりますが、標準の400タイプでスチール缶換算で最大500㎏/h、上位機種の450タイプで同800㎏/hです。

缶びん選別プレス機の主仕様

R400

処理能力500kg/h~600kg(スチール缶)
モーター11kW(プレス機:7.5kW、選別機:3.5kW)
プレス形状インゴット
プレス寸法350×350×約80~100 mm
電源三相 AC200/220V
寸法L6815×W1883×H2472mm
重量4700kg
プレス機1台

缶びん選別プレス機R400

R450

処理能力830kg/h~1000kg(スチール缶)
モーター15.7kW(プレス機:11kW、選別機:4.7kW)
プレス形状インゴット
プレス寸法500×500×free mm
寸法L7464×W2083×H2972mm
プレス機1台

W450

スチール缶とアルミ缶をそれぞれ専用プレス機で圧縮する、ツインプレス仕様です。

処理能力500kg/h500~600kg(スチール缶)
150~180kg(アルミ缶)
モーター19.7kW(プレス機:7.5kW×2、選別機:4.7kW)
プレス形状インゴット
プレス寸法350×350×free
寸法L6810×W3030×H2472mm
プレス機2台

W600

大型プレス2機により処理能力をアップ。選別機はベルト幅600mmを採用し、ミルク缶も選別可能。最上位機種です。

処理能力1250kg/h1259\0~1500kg/h(スチール缶)
375~450kg/h(アルミ缶)
モーター36.7kW(プレス機:15kW×2、選別機:6.7kW)
プレス形状インゴット
プレス寸法500×500×free mm
寸法L7050×W3936×H2846mm
プレス機2台

※処理能力は対象物の状態、機械の状態によって変わります。状態によっては仕様通りの能力が出ないことがあります。
※仕様は改善・改良のため予告なく変更する場合があります。

缶びん選別プレス機についてお問い合わせ

お電話の際は「環境カタログサイトで缶びん選別プレス機を見た」とお伝えください。

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