廃棄物収集IoTソリューション
収集コンテナの堆積率を計測し、効率的な収集プランとルートを算出します。
これまで廃棄物収集は固定的なルートやスケジュールを組み、容器内の堆積率に関わらず毎日のように回収が行われています。本製品はこの点を改善する画期的なソリューションです。
回収容器に超音波センサーを設置して、堆積率を確認。容器が一杯になる日を予測して、最適な回収ルートを推奨します。
回収ルートが効率化され、燃料代、人件費など回収コストを大幅に削減できます。
回収容器に取り付けるセンサー、堆積率の確認、回収ルートを推奨するウェブサービスがパッケージになっています。
簡単な設定ですぐに各容器の堆積率計測が始められます。
パソコンだけでなく、タブレットやスマートフォンでも利用できますので、回収中のドライバーへのルート案内やルート変更も可能です。
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1日2回、堆積率を計測(※標準)
縦軸が、容器の堆積率。横軸が時間です。 容器に廃棄物が溜まってくると青いグラフが上にあがってきます。廃棄物を回収すると、自動的にグラフが下がります。
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センサーの取り付けは簡単です
センサーはマグネット、ネジ等で簡単に取り付けられます。
導入事例
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ノッティンガム市(イギリス)
約90%削減導入前: 660回(固定ルート・スケジュール) 導入後: 68回
試験導入の結果、回収頻度を90%減らせた。2500箇所にセンサーを設置して、年間100万ユーロ(約1億4000万円)の削減を目指している。
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アムステルダム市(オランダ)
約30%削減導入前: 平均 堆積率 27% 導入後: 平均 堆積率 90%近く
2016年に7000箇所にセンサーを設置。収集回数が1/3以下に減った。年間700万ユーロ(約9億8000万円)のコスト削減を目指している。また、渋滞緩和にも役立っている。
日本でも公共交通機関などのゴミ箱回収で導入が始まっています。人手不足解消の切り札として期待されています。
廃棄物収集IoTソリューションが解決すること
- ドライバー不足
- 廃棄物収集運搬コストの大幅削減
- CO2排出量の削減
よくある質問
- 回収容器が一定以上になったら、メールで通知できますか?
- 可能です。例えば、70%以上になったらメールで通知を送るといった設定ができます。
- センサーの精度はどのくらいですか?
- 超音波センサーですので、おおよそ±5%の誤差がでる場合があります。コンテナ容器や取り付け位置、内容物によっても異なります。
- 1日2回の送信頻度を増やすことはできますか?
- 1時間に1回、6時間に1回などの頻度で送信を増やすことはできます。ただし、送信回数を増やすとバッテリーの減りが早くなります。1日2回の送信で、5年保証です。バッテリーが切れたら、センサーを交換する必要があります。
- 設置した後に、別のコンテナに付け替えてもいいですか?
- お手数ですが、設置場所を変える場合は弊社にご連絡ください。最初にコンテナの場所、大きさをセンサーにインプットして設定しています。コンテナの場所や形状、大きさが変わると再設定が必要です。
- どうやって測定したデータを送っている?
- docomoとSoftbankのネットワークを使ってデータを送信しています。
※処理能力は対象物の状態、機械の状態によって変わります。状態によっては仕様通りの能力が出ないことがあります。
※仕様は改善・改良のため予告なく変更する場合があります。